なかしま眼科クリニック

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なかしま眼科クリニック

一般眼科

一般眼科

なかしま眼科クリニックでは、患者様と相談しながら一人ひとりに合わせた説明やアドバイスを行っております。どうぞお気軽にご相談下さい。

ドライアイ

ドライアイとは?

様々な要因により目の表面の涙が不安定となり、目の不快感や見えにくさを生じる病気です。

おもな症状

ドライアイの症状はさまざまです。目が疲れる、目がゴロゴロする、乾く、充血するなど目の不快感が多く、また、コンタクトレンズが痛い、ものがかすんで見えるなどの症状も起きることがあります。とくに近年、ドライアイで視力が低下することがわかってきました。

治療法

ドライアイのタイプにより、人工涙液、ヒアルロン酸製剤(保湿効果)、ムチン(粘膜から分泌される粘液の主成分)を産生する点眼薬などが用いられます。またタイプによってはアイシャンプーやホットアイマスクで目もとをきれいに保つことが効果的な場合もあります。お気軽にご相談ください。

結膜炎

結膜炎とは?

白目(しろめ)とまぶたの裏側の表面を覆う半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症を起こす病気です。

結膜炎のタイプ

結膜炎には、細菌の感染で起こる細菌性結膜炎、ウイルスの感染で起こるウイルス性結膜炎、感染ではなくアレルギーで起こるアレルギー性結膜炎など、さまざまなタイプがあります。タイプによって症状や治療法もさまざまであり、充血、目やに、痛み、かゆみ、まぶたの腫れなどがみられます。ものによっては周りの方にうつる「はやり目」の場合もあるので注意が必要です。気になる方は早めの眼科受診をおすすめします。

なみだ目

なみだ目とは?

「悲しくないのに涙がこぼれる」や「涙で視界がぼやける」といった症状に悩んでいませんか?このような症状は、一般的には「なみだ目」、医学的には「流涙症」といわれます。

おもな原因

なみだ目の原因の一つは、本来は目から鼻へ通じている涙の通り道(涙小管・涙嚢・鼻涙管)のどこかが細くなったり(狭窄)詰まったり(閉塞)していることにあります。これは特に赤ちゃんとご年配の方に多くみられます。赤ちゃんはもともと鼻涙管が細いため、涙や目やにが出やすいのですが、鼻涙管が閉塞している場合はさらに症状がひどくなり涙膿炎を起こすこともあります。また鼻涙管は年を取るにつれてだんだん細くなるため、お年寄りの方でもなみだ目のほか、涙嚢炎、目のふちのただれも生じることがあります。
涙の通り道が通っているにも関わらず「なみだ目」をおこしている場合は、加齢の変化による白目の膜のたるみ(結膜弛緩)や白内障、結膜炎、逆さまつ毛、ドライアイなどさまざまな原因があり、原因に応じた治療が必要になります。
なみだ目が気になる方は、当院へお気軽にご相談ください。

目もらい(ものもらい)

目もらいとは?

「めもらい」とは、まぶたのふちや内側に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こるもので、医学的には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と言います。地域によってさまざまな方言があり、関東では「ものもらい」、関西では「めばちこ」などと呼ばれています。実は私たちがよく耳にする「めもらい」も石川県特有の呼び方で、よそではあまり通じないようです。

おもな症状

初めはまぶたの一部が赤く腫れ、まばたきをしたり指で押したりすると軽い痛みを伴います。炎症が広がると、まぶた全体が腫れ、目やに、充血、痛みなどの症状が強くなります。

治療法

抗生物質の目薬や軟膏、飲み薬で治療します。化膿が進んだ場合は小さな切開をして膿を出すこともあります。めもらいは目の病気ですが、栄養の偏りや睡眠不足などからだ全体の不調とも関わっています。適切な目薬で対処するとともに、日常生活全般を見直すことが大切です。

白内障

白内障とは?

眼の中でレンズの役割をしている「水晶体」が白く濁ってしまう病気です。水晶体は濁ると、眼の奥の光を感じる部分(網膜)まで光が届かなくなり、その結果「かすんで見える」、「まぶしい」、「だぶって見える」といった様々な症状があらわれます。

おもな原因

白内障の一番の原因は「加齢」によるものです。年をとるにつれて誰でも徐々に進行し、早ければ40歳代から始まり、80歳代ではほとんどの人が白内障の症状が見られると言われています。近年では、さまざまな原因(糖尿病、アトピー性皮膚炎、紫外線、ステロイド薬、目のケガ、目の病気、喫煙など)によって、ご高齢な方だけでなく若い方でも白内障になるケースが増えてきています。

おもな症状

まずは次の自覚症状をチェックしてみましょう。このような症状が気になる方は、一度眼科で白内障の検査を受けることをお勧めします。

  • 視界が全体的にかすんでいる
  • 光がまぶしく感じる
  • ものが二重に見える
  • 車の運転に不安を感じ始めている
  • 眼鏡が合わなくなってきた
  • 長時間の読書やパソコンができなくなってきた
  • テレビやテレビの字幕がよく見えなくなってきた
治療法

白内障は手術で治すことができます。ですが白内障があればすぐ手術というわけではありません。当院では患者様の白内障の程度、不自由さ、社会生活、職業、ご都合、全身状態などを総合的に判断して、治療方針を決定すべきと考えております。
当院では白内障の日帰り手術も行なっておりますので、詳しくはこちらをご確認ください。

緑内障

緑内障とは?

緑内障とは、目と脳をつなぐ神経がなんらかの原因で障害され、見える範囲(視野)が徐々に狭くなる病気です。この視野の障害は自分では非常に気がつきにくいため、緑内障の方の多くは検診で発見されることがほとんどです。自分で気がつく頃には既に視野がかなり狭くなっており、最悪の場合失明に至ることもあります。
日本では40歳以上の約20人に1人は緑内障と考えられており、年齢が上がるにつれて緑内障の頻度はさらに多くなります。
緑内障の早期発見のためにも、40歳を過ぎたら定期的な目の検診をおすすめします。

治療法

緑内障では、いったん狭くなった視野を元通りに戻す治療方法はありませんが、目薬や手術で眼圧を下げることにより、進行しにくくすることはできます。ですので、できるだけ早期に緑内障を発見し、まずは目薬や飲み薬などにより眼圧を下げる治療が大切となります。

こどもの目

こどもの目の発達

生まれたばかりの赤ちゃんは、明かりがぼんやりわかる程度の視力(0.02~0.03)しかありません。ですがお母さんの顔を見たりおもちゃを見たりと良い刺激を受けることで、視力は急速に発達し、6か月で0.1~0.3、2歳で0.5、3歳を超えるとおよそ1.0に達します。しかし、目の異常(遠視乱視不同視斜視など)があると視界の像は常にぼやけてしまい目は悪い刺激を受けることとなり、放置すると弱視になってしまう可能性が出てきます。この場合の治療のタイムリミットはおよそ8歳までと言われており、手遅れになる前の早期発見・早期治療がとても大切となります。ですので3歳児健診、就学時健診、学校健診は必ず受けるようにしましょう!
当クリニックでは未来ある子どもたちの視力が少しでも正常に発達できるようサポートして参ります。

こどもの目の観察ポイント

こどもたちは、目に異常があっても、それをうまく表現することができません。目がかゆい、痛いはもちろん、目が見えているかどうかも自分で言うことができません。そこで日頃から周りのご家族の方が観察してあげることが大切となります。
下記の症状が見られましたら、なんらかの目の病気を抱えている場合があります。気になる事がありましたらどうぞお気軽にご相談下さい。

  • 眩しそうに目を細める
  • まぶたがさがっている
  • 目の位置がずれることがある
  • いつも頭を傾けてものを見ている
  • 目がなんとなく寄っている気がする
  • テレビやおもちゃを極端に近づいて見ている
  • 目を細めることが多くなったような気がする
  • 片方の目を交互に隠すと一方の目だけ嫌がる
  • 黒目の中心の部分が濁っている、光っている

網膜の病気

網膜の病気とは?

視野の中心が「ゆがむ」「かける」「かすむ」など、どうも見え方がおかしいと感じることはありませんか?それは網膜の病気を知らせるサインかもしれません。当院では網膜の断層画像を短時間で高解像度に撮影できる検査機器を導入しております(目のCTやMRIのようなものです)。気になる方は一度精密検査を受けることをおススメします。

網膜の病気の種類

糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、黄斑上膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症、網膜色素変性症、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜剥離など